シフタースプーン(純銀)のご紹介|英国アンティークのシルバーなら鎌倉アンティークス
本日はこちら。1901年につくられた純銀のシフタースプーンです。
お玉のような形で、ボウルの部分に穴の開いたこちらのスプーンは、フルーツ等に砂糖をふるいかける為につくられたスプーンです。
その昔、裕福な貴族は温室でフルーツや野菜を育てていましたが、フルーツを甘く育てることはとても難しく、食べる時には砂糖をふりかけていたのだそうです。
また、砂糖は棒状に固められた状態で売られており、それを手作業で粉状にしていたのですが、手作業ですので粉もまばらな大きさ。フルーツに振りかけるには細かい粉砂糖が必要だったため、このシフタースプーンでふるいにかけて振りかけていたそう。
デザインに凝ったものもたくさんあり、英国ではコレクターアイテムとなっています。
こちらのメーカーは、1865年に創業したバーミンガムの工房 Henry Williamson Ltd.。柄だけでなく、ボウルの穴にまで装飾が施された美しいお品です。※穴部分がシンプルに丸い穴のものも多くあります。
現代の砂糖は粒も細かく大きさも揃っているため、砂糖を振りかけるには出番が少ないと思いますが、ベリーなどのフルーツ、オリーブやピクルス等をすくうのに使っても良さそうですね。
詳しくは鎌倉アンティークスのオンラインストアにて、KAG0943-5 で検索してください。
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